財界関係が持ち主の美術館、「三井美術」、「根津美術館」、「五島美術館」に足を運んでみた。
根津は一年程通いその収蔵品や企画は毎度楽しめるし家から歩いて通える距離なので身近な美術館だ。
今回初めて訪れたのが五島美術館である。調べると東急系の事業を行う五島財閥だそうだ。所在地は多摩美術大学の脇を入った所にある、こちらは根津や三井と違いシティ感があまりなく自然に溶け込んだ印象を受けた。
企画展は茶の湯道具、これは初めて三井美術館を訪れた時の利休茶道具と似た内容の展示をしていた。
庭園があるのは根津と同じで庭からは玉川の楽天ビルを見る事が出来た。
そして三井美術館だ。日本橋三越の隣にあるので、そこまで辿り着くまでに色々寄り道をしてしまうのがこれまた楽しい。
私のルーティンは榮太郎で飴を購入する事である。
前に日本橋にきた時は虚無僧がダンマパダの本を手元に置いて橋に座り込んでいた。
話を伺うと「仏教の本流は釈迦の教えなのに日本では天台や日蓮、浄土宗など沢山別れていて迷ってしまうスリランカのダンマパダが文字に起こされた最初の仏典だから皆これを学べば良い」との事であった。僧侶にお布施をしておいて話は終わった。
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